Sennheiserのヘッドセットを購入して使用し始めてから1か月半経った頃に商品レビューを書きましたが、
1年近くたった現在も不具合もなく快適に使用しています。
聞こえてくる音はクリアですし、マイクも余計な音は拾いません。
軽いので長時間付けていても耳が痛くなりません。
結果としてこの商品を購入して正解でした。
これから仕事用のヘッドセットやヘッドホンを購入したいと考えている方にはおすすめです。
Sennheiser SC 60 USBの使用用途と環境
私はコロナ禍でパソコンで業務をすることが増えました。使い方も多岐にわたります。
最初は昔のiPhoneについていたマイク付きイヤホンとか、家に合ったヘッドホンを使っていましたが、色々不都合がありましたので新規に購入することにしました。
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使用目的
- 商談通訳
- 会議進行役
- 講師
- 文字書き起こし
- 自宅デスクトップ
- 自宅ラップトップ
- 業務先ラップトップ
使用環境
購入にあたっての検討ポイント
以前使っていた商品などを踏まえて、購入時に重視したポイントをいくつかあげます。
有線で接続端子がUSBであること
ステレオミニプラグは外見の形状が同じでも中身が違う場合があり、差しても上手く使えないときがあります。
また使っているうちに接触不良になりノイズ発生の原因にもなります。
Bluetoothもカッコいいのすが、音ずれが発生することがあります。またコードレスで充電式のもの多いと思いますが、大事な場面での充電切れが気になります。
ということで業務に使用するものはUSBで有線のものにしようと決めました。
またUSB接続では手元でパソコン本体のボリュームをコントロールすることなども可能となります。ステレオジャックに差すだけではそのような機能は使えません。
耳が痛くならないもの
自分のペースで作業している場合は適度に休憩も取れるのでいいのですが、誰かとお話する場合にはそうもいきません。時には長時間に及びます。
そのため長時間つけていても耳が痛くならない、締め付けの強すぎないもので軽量なものを候補にしました。
密閉型ではないもの
ヘッドホンには開放型と密閉型のものがあります。公共の場で音漏れや雑音を気にせず音楽を楽しむためだったり、重低音を楽しむためには音漏れのしにくい密閉型がいいです。
しかし密閉型は耳をすっぽり包む形のものも多いので耳自体は痛くなりませんが長時間の業務に使用すると少し圧迫感があります。
それでもゲーミングヘッドセットなどを装着して数時間連続ゲームをする人も多いと思いますが…
開放型はその澄んだ音質が特徴で、静かな場所で高品質な音楽を楽しむときには最適です。
今回の主な目的は音楽を楽しむためではないのですが、業務用としても開放型には音がこもらないという利点があります。
また文字の書き起こし業務などをするときには動画や録音を聞いたりしますので、急に大きな音が流れてくることもあります。そういうときに鼓膜を守るためにも開放型がいいと思いました。
また業務先で作業をする時には通話相手とだけではなく、オフィスの周りの人の声も聞こえていたほうがいいので、その意味でも開放型にしました。
※ただし開放型は音漏れがしますし、周囲の音も聞こえます。使用場所がザワザワした場所で音に集中できないとマズい場合は、密閉型を選んだ方がいいでしょう。
イヤホンではなくヘッドホンがいい
以前通訳をするときにiPhone付属のマイク付きイヤホンを使ってやったことがあります。普段使いで不満を感じたことはありませんでした。しかし小さい話声などを聞き取るのには品質が不十分で結果は散々でした。
やはり失敗できない業務の場面では小さな音もクリアに再現できるヘッドホンが必須だと思います。
またイヤホンは耳に差し込んでつかいますので、長時間は耳が痛くなります。
コールセンターなどで、イヤホン使っている人はいませんよね。
マイクの性能がいい
マイクに関しても周りの音を拾いにくいものが良かったです。
イヤホンに付属のマイクだと、周りの話し声やノイズも拾ってしまう場合があります。家で仕事をする時も一人の時ばかりとは限りません。家族の生活音とか、書類を動かすカサカサという音を拾ってしまうと相手にも迷惑です。
出来れば単一指向性マイクがついていて、自分の声だけ拾ってくれるものがいいと思いました。
また性能とは関係ないのですが、複数のパソコンが同じ部屋にある場合はマイクを使わないでラップトップの内臓マイクなどを使うとハウリングが起こります。
手元で音量操作やミュートができる
急な音量変化がある場合はにクリックして音量調整をしていては間に合いません。そのあいだに耳を傷めてしまいます。手元に音量調整ボタンがあれば即座に反応できます。
またミュートも手元でスムーズにできると、余計な音を相手に流さなくて済みます。
Sennheiser SC 60 USBの特徴
このような希望を踏まえて、購入したのがSennheiser SC 60 USBでした。
ゼンハイザーはドイツのメーカーで音響のプロからも信頼されています。音楽パフォーマンスやテレビ・ラジオの放送などでも各種機器が大活躍しています。そしてコールセンターなどのビジネス用途でも使われています。
Sennheiser ゼンハイザー | ヘッドホン、イヤホン、マイクロホン
高価なプロモデルも沢山ありますが、そのなかではSennheiser SC 60 USBは比較的安価なオフィスモデルの部類に入ります。
SennheiserはEPOSというゲーミングヘッドセットのブランドも展開していますのEPOS製と表記されているSennheiserのヘッドホンもありますが、同じメーカーですので安心してください。
色々な安価なヘッドホン多いのでそれに比べたら高いですが、業務で失敗したくない人にはお勧めです。
また重量99.8 gというのはヘッドセットではかなり軽量な部類に入ると思います。
こちらは製品カタログからのスクリーンショットです。
ゼンハイザ-CCo製品カタログ2019春_最終版.pdf (senncom.jp)
こちらの9ページに載っている商品です。
実際の商品と使用感
納品時はこんな感じの簡易パッケージでした。
コードは適度な太さですぐ切れてしまうということは無さそうです。また2mという十分な長さがあります。
イヤホンのパッドは丁度いい硬さです。何よりも軽いのが気に入っています。マイクも必要な音しか拾いません。
手元のコントローラーでボリュームコントロールもミュートも可能です。
使用感
半年使用した感想としては
クリアな音質
マイクは周辺音を拾わない
耳が痛くならない
コードは十分な長さ(2m)
手元で音量調整とミュートが出来る
軽い(99.8g)
不具合なく良好
ということで満足しています。
大事な場面で使うにはお勧めです。