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フリーランス/個人事業主のデメリット【独立前に知っておきたい6つ】

それでは次にフリーランスのデメリットを見て行きましょう。

自由ばかりが注目されるフリーランスですが、自己責任も付いてきます。

  • 収入が不安定
  • 自己管理しなければいけない
  • 結局お付き合いは必要
  • 社会とのつながりが薄くなる
  • 様々なリスクがある
  • 社会的評価が低い

などのデメリットが挙げられると思います。

自信が無くなってきたと思った人もいるかもしれませんが大丈夫です。

あらかじめデメリットを知っておくことで、どのように対処するかを考えておけばデメリットは最小限に抑えることが出来ます。

それでは詳しく見ていきましょう。

収入が不安定

フリーランスにはサラリーマンと違って毎月安定した収入があるわけではありません。売り上げが多い月もあれば、少ない月もあるでしょう。

業種にもよると思うのですが、私の業界は通常春から秋が忙しく、冬は閑散期です。

そのため冬休みを長めにとって、繁忙期にはカッツリ稼ぐという一年をおくります。

しかし今年(2020年)は繁忙期がありませんでした。そんな年もあるのです。そうすると自分の専門分野からは少し離れたところでも仕事をして収入を得て行かないといけません。

また会社員時代は払ってもらっていた社会保険も全額自己負担しなければなりません。委託代金が高くてラッキーと思っても経費、社会保険を差し引いたら、サラリーマン時代の手取りのが良かったなんてこともあります。

 

自己管理しなければいけない

会社員は二日酔いでも会社に行けばお給料を貰えますがフリーランスは仕事をしないと稼げません

そして信用第一ですのでミーティングに遅れたり、納期に遅れたりしたら大変です。

ずっと家で作業しているからとだらだらとNetflixを見てたら駄目です(少しならOK)

フリーランスの場合は何か問題があれば注意されるのではなく、次から発注が来なくなるだけです。理由さえ教えてもらえないこともあるでしょう。

会社員を解雇するには30日前には予告しなければいけませんが、フリーランスには連絡すらせずに切ることができてしまいます。

もちろん発注主との関係の築き方にもよりますが、被雇用者にはある法律上の保護が、個人事業主には無いということは覚えておいてください。

結局お付き合いは必要

人間関係が嫌いで独立したい方もいるかもしれませんね。

ですがフリーランスにとっても、なんだかんだで人付き合いは大事です。もしかしたら会社員時代よりも大事かもしれません。

フリーで仕事をするには口コミなどがとても大事です。色々な人から評価されると繰り返しお仕事を貰えるだけではなく、別のクライアントをやお仕事を紹介される可能性もあります。

そのため人脈は幅広く持っておいた方がいいです。

会社命令の飲み会なら嫌かもしれませんが、お酒を飲んで自分の収入がアップするなら悪くはないのではないでしょうか?

私も同業者からよくお仕事を回してもらいます。同業者はライバルでもありますが良き友でもあります。特に仕事の出来る人は脅威でもありますが、頼もしい仲間でもあるのです。

また嫌な上司がいないかもしれませんが、嫌な取引先の担当者はいます(笑)

そんな会社の仕事を受けなければいいのですが、念のためお付き合いしておくと、いざという時助かったりしますのでなかなかバッサリ切ることもできません。

それでも顔を合わす回数なんて限られてるので我慢できる範疇です。

社会とのつながりが薄くなる

これも職種によると思いますが、家にこもりきりで作業をするとなると、誰とも会話せずに一日終わることも。もちろんプライベートを充実させれば問題ないとは思いますが結構孤独な環境に耐えられない人もいます

またわからないことがあった時に相談できる人が近くに居ないのも大変なところです。

十分な経験を積み独立すれば、業務に関して誰かに相談する必要もないでしょう。

それでも経営や経理、営業となると初めての経験で、どうしていいかわからないかもしれません。

そんな時に近くに相談できる先輩や同士がいると、とても心強いですね。もちろん家族の支えと理解も必要です。

様々なリスクがある

収入が安定しないのもリスクですが、借金をしている方は返せなくなるリスクもあります。

また自分がけがで働けなくなったりしても、誰も面倒を見てくれる人はいません

会社員であれば、病気などを理由に解雇することはできませんが、フリーランスは仕事をしないと収入は途絶えます。

また契約違反で取引先に重大な損害を与えてしまった場合は損害賠償責任を負わなければいけないかもしれません。

会社であれば受け止めてくれるリスクを、個人事業主は自分で受けなければいけないのです。

そのあたりのリスクマネージメントもしていかなければなりません。

 

社会的評価が低い

まやお金を借りようと思ったときや、何かの口座を開こうと思った時にフリーランスには信用が無いということに気づくでしょう。

サラリーマン時代には簡単に通っていたクレジットカードや住宅ローンの審査も、フリーランスになったとたんに落ちてしまうかもしれません。

何年も黒字経営を続けていれば次第に信用が付いてくると思いますが最初は厳しでしょう。

ローン組むならサラリーマン時代にやっておくといいかもしれませんね。

あとは単純に世間の理解が得ずらいです。保育園にも在宅勤務だと預けづらかったりします。

コロナ禍でだいぶ在宅勤務の理解も進みましたし、働き方改革も政府が推進していますので、年々フリーランスという働き方は理解されてきていると思いますが、まだまだ先は長いですね。

 

Twitterでは

Yasu
一通り網羅されてますね(笑) 気を付けないとプライベートと仕事の境目が無くなります。
Yasu
フリーランスになってからわかる会社の有難みってありますね。 社会保険って結構高い。

他の業種の方のお話はためになります。

https://twitter.com/mona__log/status/1281124839101628418

Yasu
仕事辞めたとたん人と話す機会が減るっていうのは僕はつらかったですね。
なので人と話す仕事でフリーになりました。

フリーランスになるにはしっかり自分を持ってないとつらいかもしれません

私の友人は大卒でそのままフリーランスになりましたが、学校の同級生がみんな新卒で楽しそうにワイワイやっているのに対し、自分は仕事も安定しない不安定さに押しつぶされて一年で就職してしまいました。

でも彼女は今幸せにしていますのでそれでよかったと思います。

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